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2018.07.21

炭酸次亜水製造装置は、安全に強力な殺菌水を作り出す装置です。 従来方式では、希塩酸を電気分解する方式や次亜塩素酸ナトリウムに酸(塩酸、クエン酸、等)を混合する方法がありましたが、当社では、次亜塩素酸ナトリウムに炭酸ガスを溶解させて殺菌水を作り出す方式を採用しています。
どの方式も、目的はHCLO分子(次亜塩素酸分子)を作り出すことを目的としていますが、装置サイズ、ランニングコスト、装置取扱いの危険性等、特色はさまざまです。

当社の採用している次亜塩素酸ソーダに炭酸ガスを溶解させる方式は、電気分解式に比べ殺菌水濃度のコントロール幅が大きく、また大流量で製造できることがメリットです。
また、次亜塩素酸ナトリウムに酸を加える方式では、誤投入による塩素ガス発生が後を絶ちませんが、炭酸ガスを溶解する当社方式では、その危険性がありません。
炭酸ガスによる緩衝効果でpHが5以下に下がらないからです。
このように、装置の安全性、濃度や流量のフレキシビリティーやランニングコスト、装置設備時の費用対効果などメリットが多い装置となっています。

30L/min、80L/min、150L/minの装置では記録計を標準装備しており、濃度、pH、殺菌水量等のデータをリアルタイムで測定し、記録できます。
データはLANケーブルを接続すればネットワーク経由で閲覧することが可能です。
記録データは1年分以上装置内に保存可能、オプションで装置稼働状況をワイヤレスネットワーク経由で閲覧することも可能です。

2025年10月、新たに 15L/minの製造能力を持つコンパクト装置『 eco clean max 』をリリースしました。
濃度、pHを任意に設定できることはもちろん、簡易濃度、pHを監視する機能もあるAタイプと、固定濃度、pHでリーズナブルなBタイプがあり、お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。